2010年09月29日
「内子フレッシュパークからり」のICT活用による地域活性化
アイスクリーム売場(山上町議と)=29日 愛媛県
午後より喜多郡内子町に移動。「内子フレッシュパークからり」を地元山上町議と見学。
「内子フレシュパークからり」は愛媛県の中山間地域である内子町と町民などから出資を受けた第3セクターであり、農産物直売所、レストラン、加工事業などを行っている。
(株)内子フレッシュパークからりの富永社長から、概要説明と案内をいただく。
平成7年からスタート15年で現在、年間70万人を超える来訪者が訪れている。会社も50人の社員を雇用するまで事業が発展。
出荷農家数は当初200名が、現在430名。(内子農家の20%まで拡大)兼業農家では月10万円前後の副収入が見込まれ、300万・500万・1000万のからり専業農家も出てきた。
直売販売金額も当初1.5億円が、4.6億円へ拡大。
成功の秘訣の一因にICT活用による情報の活用化(からりネット)があげられる。これも生産者・会社・町一体の取り組みの結果といえる。
からりネットは、直売所の販売管理(POS)情報を携帯電話、電話音声、ファックス等に自動配信するシステムで、効率的に販売額を伸ばしている農家が増えている。
操作もわかりやすく、簡単。また生産履歴情報がわかるトレーサビリティも導入し、消費者の目線でサービス向上を目指している。
「からり」は消費者の安全・新鮮・安価・手作り・品揃えなど様々な要求できる施設へと発展しており、さらに農商工連携の商品展開なども進めている。
地域活性化のモデルケースとして大いに参考になる。
2010年09月29日
故郷の地域活性へ!「歯間ブラシ工場落成内見会」で挨拶
工場内見学=29日 愛媛県
ふるさと八幡浜市保内町にて朝の街頭演説からスタート。地元清水市議とともに行う。地域の皆様が最後まで熱心に聞いていただく。お一人お一人に御礼の握手。本当にありがたい。
その後、歯間ブラシ製造の四国工場の落成内見会に出席。
八幡浜市保内の廃校となった磯崎小学校を活用し、大阪の会社(株)UFCプロダクツが参入。地元の方々(約20名)を雇用し、地域活性化に貢献。
内見会では主催者の久保社長から代表挨拶の後、来賓として祝辞を述べる。
経済・雇用の厳しい地方にとって朗報・希望となる。
懇親会の後、常務の案内で工場の内見会。
最新の技術の製造ラインは1時間1000本の製造で日本一との事。新工場は、地元の活性化につながり、大変に素晴らしい。さらに歯の健康が高齢化社会への貢献となるものと期待される。